3月15日ダイヤ改正。おおさか東線の開通とともに、朝の奈良発・夕方の尼崎発で、奈良〜尼崎間を大和路線〜おおさか東線〜学研都市線〜JR東西線経由で結ぶ「直通快速」が設定されましたが、運行開始して
1ヶ月が過ぎ、また新年度を迎えどれだけ定着したかを、平日朝の下りと休日夕方の上りに分けて探ってみました。
●平日朝の下り
草津を早起きして発ち、7時03分発の直通快速・尼崎行きの7号車に乗って探ってみました。
(おことわり この記事で出てくる乗車率・乗降人員は7号車のみのデータです。)

始発駅・奈良では結構列ができてるだろ! と思っていましたが、列が長いのは天王寺方面行きの列車で、直通快速の7号車は3割ほどの椅子の埋まりで出発しました。
とはいえ朝のラッシュ時です。郡山・大和小泉とお客さんは増え、法隆寺を出ると立客が発生し、王寺では少しの下車があったものの、それ以上の通勤客の乗車でいかにもラッシュの電車に。とはいえ定員100%ほどの、余裕を持って吊革・手すりを持てる混雑でした。
王寺からは快速運転です。大和川沿いの府県境は緑濃い渓谷地帯で目を癒しますが、同時に有数の地すべり地帯のため、車窓には「地すべり対策事業中」の文字が。線路も大和川を何度も渡ってトンネルをくぐって行きます。

奈良出発後。 王寺出発後。 大和川を渡る。
大阪府に入って住宅と商工業地が続くようになると、じきに久宝寺に到着です。ある程度想定された動きですが、ここでは50人以上のお客さんが隣のホームに停まる、直通快速とセットで平日朝に設定された柏原始発の快速・JR難波行きに乗り換えていきました。
一方、新たに20人ほどのお客も乗ってきて、立客がいる状態でおおさか東線に踏み出すことになりました。

久宝寺出発後。
「直通快速」はおおさか東線はノンストップですが、追い抜きができないためかゆっくりと走っていきます。そういえば大和路線内の王寺からもゆっくりとした走りでした。朝夕だからなのか、または朝夕限定のイレギュラーな列車ゆえでしょうか。この日は2分遅れで放出に着いたからでしょうか。
放出で20名ほどのお客が入れ替わり、数分で京橋に着きました。OBPがあるなど、「直通快速」がターゲットとするビジネス街でもあるがゆえに大量にお客さんが降り、立つ人はいなくなりました。
クロス席の電車で、いつもと違った気分で「JRの地下鉄」、JR東西線を走っていきます。

大阪天満宮でまとまった下車があった後、梅田に近い北新地駅ではほとんどのお客さんが降りるかと思いきや、意外や意外、20名強の下車でした。
さて、残ったお客さんはどこで降りるのかな?と思いきや、江崎グリコの本社・工場が近い御幣島駅で20名ほど降り、加島でも多くの下車。さらには終点・尼崎まで乗り通すお客さんも結構いました。
朝の「直通快速」。放出や京橋、大阪市西部や兵庫方面に勤務の通勤客の新たな足になったほか、大和路線の快速との連携で効力の高い列車となっていました。
●休日夕方の上り
尼崎17時26発の奈良行きにも乗ってみました。

(一部別の日に撮った写真があります。)
こちらはJR東西線ではガラガラなままでした。たくさん乗ってきそうな新福島・北新地や大阪天満宮でもパラパラとした乗りで、学研都市線の電車待ちの方が多数でした。
ただ、京橋ではまとまった乗車があり、1両が30名ほどになりましたが、放出での15名ほどの下車、数名の乗車で、空いた状態での東線突入となりました。
おおさか東線内ではこちらもゆっくりとした走りでしたが、時間が時間。高架線ということもあり、夕陽は美しいものでした。おおさか東線の車窓名物と言えそうです。

大阪をバックに沈む太陽。
久宝寺では多くの客が隣の普通電車に乗り換え、奈良県内の駅ではただ客は降りていくのみ。本当にガラガラな状態で終点・奈良駅に着きました。
休日夕方の直通快速。利用促進はこれから、といった様子でした。

奈良到着前の様子。


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